キリスト教式葬儀とは・・・
2015-02-17
キリスト教式葬儀は、宗派・教会によって葬儀の流れは多少異なりますが、ここでは「カトリック・プロテスタント」の流れを説明しています。
カトリックでは通夜のことを「通夜の儀」、プロテスタントでは「前夜祭」といい、神父や牧師が世話役を勤め、進行役も兼ねるのが一般的です。
またキリスト教は死者への供養という考え方ではなく、故人の与えられた生涯を神に感謝、神への礼拝という考え方ですので、遺影写真や遺体に手を合わせたり、拝んだりしませんので注意しましょう!
■キリスト教式葬儀の特徴
・仏式葬儀の焼香、神式葬儀「葬場祭(神葬祭)」の玉串奉奠はありません
・御香典ではなく「弔慰金」といいます
・御香典(のし袋)の表書きは基本的に「御花料」となりますが、のし袋の水引はなくてかまいません(プロテスタントの場合は「御霊前」は使用しませんので注意しましょう!)
・仏式の通夜ぶるまいとは違って、料理やお酒は出ず、軽食、茶菓子が出されるのが一般的です
■キリスト教式葬儀(カトリック)の流れ
1:祈祷
2:聖歌合唱
3:撒水(聖水を棺に注ぐ儀式)
4:撒香
5:祈祷・神父の追悼説教
6:聖歌合唱
7:弔辞・弔電拝読
8:葬儀委員長・遺族代表挨拶
9:撒水
10:一般参列者の献花と賛美歌(聖歌)
11:出棺
■キリスト教式葬儀(プロテスタント)の流れ
1:前奏
2:讃美歌斉唱
3:聖書朗読
4:祈祷
5:讃美歌斉唱
6:牧師よ り故人の略歴披露
7:牧師による葬儀の辞(説教)
8:祈祷
9:讃美歌斉唱
10:弔辞・弔電拝読
11:後奏
12:遺族代表挨拶
13:献花